伝送通信ソフトの操作方法    Q&A  (インターネット請求編)
伝送通信ソフトの操作方法
初期設定
Q1.<設定情報>画面に入力するユーザーIDは、どこに記載されているか?
Q2.「電子請求登録結果に関するお知らせ」で「仮パスワード」となっている。「仮パスワード」を使用して問題があるか?
Q3.「伝送請求API」のインストールは必須ですか?
Q4.代理人としてインターネット請求を行いたいが、<設定情報>画面に入力するユーザーIDは、どこに記載されているのか?
送受信
Q1.送受信を行うと、「アプリケーションでエラーが発生しました。」のメッセージが表示される。
Q2.代理人ユーザに誤った事業所番号を登録して送受信を行った。
Q3.代理人ユーザで送受信を行うと、以下のメッセージが表示された。
『代理請求する事業所として登録されていない事業所の連絡文書があります。代理する事業所を全て登録後、再度受信してください。
 未登録事業所番号:xxxxxxxxxx』
Q4.インターネット請求へ切り替え後も、ISDNで請求できるのか?
Q5.電子請求受付システムに届いている連絡文書(お知らせ)を、伝送通信ソフトで受信できません。
Q6.「新規作成」ボタンをクリックして表示された画面に、テスト送信用のデータが表示されない。
Q7.IP-VPN接続方式でインターネット請求を行うことは可能か?
Q8.セキュリティソフトで許可すべきプログラムは何か?
Q9.送受信を行うと、「S1CLM0002E 鍵ファイルを復号できません。」のメッセージが表示される。
Q10.送受信の度に表示されるメッセージを省略したいが、どうすればよいか?
Q11.伝送通信ソフトの「新規作成」ボタンをクリックしてCSVファイルを取込んだが、
取込んだCSVファイルが、格納先のフォルダから消えずに残ってしまう。
その他
Q1.Administrator権限を持ったユーザーでログオンするということですが、これはどういうユーザーなのですか。
Q2.新規でパソコンを購入した。今後はこのパソコンで伝送通信ソフトを使いたいのだが、古いパソコンからデータを引き継ぐことはできるか?
Q3.伝送通信ソフトを終了すると、以下の画面が表示された。

『プログラム互換性アシスタント』
Q4.以下のエラーメッセージが表示され伝送通信ソフトが起動できない。

『問題が発生したため、プログラムが正しく動作しなくなりました。・・・。』
Q5.ISDN請求からインターネット請求に請求方法を切り替えたとき、前月の連絡文書や審査・支払いの情報は、ISDN/インターネットどちらのユーザIDに届くのか?
Q6.インターネット請求へ切り替え後、ISDN請求用の「J」のユーザIDは削除していいか?
Q7.テスト機能の処理結果に添付された「TransmitInfo.xml」ファイルを開くと、「プログラムが関連付けられていない」のメッセージが表示され、Internet Explorerが起動しない。
Q8.連絡文書に添付された圧縮ファイル(ZIP形式またはLZH形式)を、「解凍後保存」ボタンで保存できない。

初期設定
Q1. <設定情報>画面に入力するユーザーIDは、どこに記載されているか?
A.国保連合会から送付される「電子請求登録結果に関するお知らせ」に記載されています。

上記書類の取得方法につきましては、国保連合会へお問い合わせください。また、紛失した場合も、国保連合会へお問い合わせください。

※ユーザーID発行までの期間につきましては、国保連合会へお問い合わせください。

Q2. 「電子請求登録結果に関するお知らせ」で「仮パスワード」となっている。「仮パスワード」を使用して問題があるか?
A.仮パスワードは、必ず最初に電子請求受付システムで変更する必要があります。
仮パスワードのまま、請求データを送信することはできません。
また、パスワードは定期的(180日以内)に変更する必要があります。

Q3. 「伝送請求API」のインストールは必須ですか?
A.インターネット請求をする場合、必須です。
ISDN請求の場合は、インストール不要です。
(インストールマニュアル 「1.1 伝送請求APIをインストールする」参照)

Q4. 代理人としてインターネット請求を行いたいが、<設定情報>画面に入力するユーザーIDは、どこに記載されているのか?
A.「電子請求(代理人)登録結果に関するお知らせ」に記載されています。
(伝送通信ソフトマニュアル 1.インターネット請求編 「1.1.設定情報の入力」参照)

送受信
Q1. 送受信を行うと、「アプリケーションでエラーが発生しました。」のメッセージが表示される。

 
A.伝送請求APIがインストールされていないか、インストールが不完全なためにエラーが表示されています。
伝送請求APIをインストール(再インストール)してください。
それでも解消しない場合は、ヘルプデスクへお問い合わせください。

Q2. 代理人ユーザに誤った事業所番号を登録して送受信を行った。
A.代理人請求の申請をしていない事業所番号で受信を行っても、その事業所番号では何も受信されません。
代理人請求の申請をしていない事業所番号で送信を行った場合、電子請求受付システムでエラーとなり、以下のメッセージが表示さます。
『S1MNM4C28E:請求可能なユーザID、事業所番号ではない、もしくは事業所番号が電子請求受付システムに登録されていません。』

以下の手順で、設定情報に正しい事業所番号を設定してください。
@<ツール> ⇒ <接続先編集> ⇒ ユーザーIDを選択 ⇒ <設定変更>をクリック。
A設定情報画面の事業所設定の右のリストの中から、誤った事業所番号を選択し、<←>をクリック。
B事業所番号を修正し、<→>をクリック。

Q3. 代理人ユーザで送受信を行うと、以下のメッセージが表示された。
『代理請求する事業所として登録されていない事業所の連絡文書があります。代理する事業所を全て登録後、再度受信してください。
 未登録事業所番号:xxxxxxxxxx』

 
A.代理人請求の申請をしている事業所番号が、伝送通信ソフトの代理人ユーザの設定情報に登録されていない状態です。

以下の手順で、設定情報に正しい事業所番号を設定してください。
@<ツール> ⇒ <接続先編集> ⇒ ユーザーIDを選択 ⇒ <設定変更>をクリック。
A代理請求の申請をしている事業所番号を入力し、<→>をクリック。

Q4. インターネット請求へ切り替え後も、ISDNで請求できるのか?
A.インターネット請求へ切り替え後は、ISDNでの請求はできません。
インターネット回線の不具合などにより送信ができない場合は、国保連合会へご相談ください。

Q5. 電子請求受付システムに届いている連絡文書(お知らせ)を、伝送通信ソフトで受信できません。
A.電子請求受付システムでお知らせを参照し、既読(※)となっている場合には、伝送通信ソフトで連絡文書として受信することはできません。
伝送通信ソフトで受信したい場合には、電子請求受付システムでお知らせを参照しないでください。

特に、既読になっている審査状況一覧を表示・印刷したい場合、電子請求受付システムの該当するお知らせに添付されているファイルをダウンロード・保存し、ダブルクリックすることで審査状況一覧のファイル(拡張子がxcpのファイル)を取得できます。
審査状況一覧のファイル(拡張子がxcpのファイル)を開くには、国保連合会から配布されている審査情報印刷プログラムを使用してください。

※以下のように「更新日付」欄の左側にあるアイコンの違いによって、「既読」「未読」と判断できます。



Q6. 「新規作成」ボタンをクリックして表示された画面に、テスト送信用のデータが表示されない。
A.テスト請求で送信するデータは、先に入力ソフトで作成する必要があります。
テスト請求用に請求データを作成してから、伝送通信ソフトの「新規作成」ボタンを使って送信ファイルとして取り込んでください。
(伝送通信ソフトマニュアル 1.インターネット請求編 「1.2.接続の確認方法」参照)

Q7. IP-VPN接続方式でインターネット請求を行うことは可能か?
A.インターネットのWebサイトへ接続ができるのであれば問題ありません。
但し、インターネット請求は電子請求受付システムに対して、80番ポートと443番ポートでの通信を行うため、それらのポート番号で通信が可能になっている必要があります。

Q8. セキュリティソフトで許可すべきプログラムは何か?
A.次の4つのアプリケーションの通信を許可してください。
・伝送通信ソフト・・・KAIGO_D.exe
・簡易入力ソフト・・・Kaigo_L.exe
・署名・復号ツール(介護)・・・
  署名ツール:S1CLOfficeClient.exe
  復号ツール:S1CLOfficeDCPS.exe

Q9. 送受信を行うと、「S1CLM0002E 鍵ファイルを復号できません。」のメッセージが表示される。

A.
伝送請求APIが旧バージョンであるため表示されています。
最新版の伝送請求APIをインストール(再インストール)してください。
それでも解消しない場合は、ヘルプデスクへお問い合わせください。

Q10. 送受信の度に表示される確認メッセージを省略したいが、どうすればよいか?

送信時:「ただいま入力されたデータを送信し、請求処理を行います。よろしければ【はい】ボタンを押してください。」
受信時:「ファイルの取得が完了しました。」

A.以下の設定を行うことで、送受信時の確認メッセージを省略できます。

@<ツール> ⇒ <接続先編集> ⇒ ユーザーIDを選択 ⇒ <設定変更>をクリックします。
A「送受信中は確認メッセージの表示を省略する」にチェックします。
  (チェックしてもエラーメッセージや処理結果は表示されます)
Bパスワードの欄に、電子請求受付システムにログインする際に使用するパスワードを入力します。
C<OK>をクリックします。



※ 伝送通信ソフトVer.7.3.0以降のバージョンで、上記の設定が可能です。
  古いバージョンをご利用の場合は、伝送通信ソフトをVer.7.3.0以降へバージョンアップして下さい。
  更新プログラムはこちらからダウンロード可能です。

Q11. 伝送通信ソフトの「新規作成」ボタンをクリックしてCSVファイルを取込んだが、
取込んだCSVファイルが、格納先のフォルダから消えずに残ってしまう。
A.伝送通信ソフトのインストール先のフォルダ名が、正規の名称と大文字・小文字が異なる場合に本事象が発生します。事象が発生した場合は、伝送通信ソフトを終了してからフォルダ名を正規の名称に変更してください。

 ・正規のフォルダ名         :「C:\Kaigo\Kaigo_D\Datasend\」
 ・事象が発生するフォルダ名の例 :「C:\kaigo\kaigo_d\datasend\」 (KとDが小文字になっている)

 ※インストール先ドライブを標準から変更している場合はドライブ部分(C:\)を読み替えて下さい。

その他
Q1. Administrator権限を持ったユーザーでログオンするということですが、これはどういうユーザーなのですか。
A.伝送通信ソフトはAdministrator権限を持ったユーザーでログオンし使用してください。
Administrator権限とは、Windowsのユーザーの権限のことです。

<Windows 10の場合>
[スタート]→[Windows  システムツール]→[コントロールパネル]→[ユーザー アカウント]→[ユーザー アカウント]を開いてください。
Administrator権限はユーザー名の下に「Administrator」と表示されていますので、本ユーザーにてWindowsにログオンしている場合は問題ありません。ユーザー名の下に「Administrator」が表示されていない場合は、ログオフして「Administrator」のユーザーでログオンし直してください。

<Windows 8.1の場合>
[スタート]→[デスクトップ]→チャームの[設定]→[コントロールパネル]→[ユーザー アカウント]を開いてください。Administrator権限はユーザー名の下に「Administrator」と表示されていますので、本ユーザーにてWindowsにログオンしている場合は問題ありません。ユーザー名の下に「ローカルアカウント」と表示されている場合は、ログオフして「Administrator」のユーザーでログオンし直してください。

<Windows 7の場合>
[スタート]→[コントロールパネル]→[ユーザー アカウント]を開いてください。Administrator権限はユーザー名の下に「Administrators」と表示されていますので、本ユーザーにてWindowsにログオンしている場合は問題ありません。ユーザー名の下に「標準ユーザー」と表示されている場合は、ログオフして「Administrators」のユーザーでログオンし直してください。

Q2. 新規でパソコンを購入した。今後はこのパソコンで伝送通信ソフトを使いたいのだが、古いパソコンからデータを引き継ぐことはできるか?
A.伝送通信ソフトのバックアップ機能とリストア機能を使用することで、データの引継ぎは可能です。
(伝送通信ソフトマニュアル 1.インターネット請求編 「3.6 バックアップとリストア  ■データを新しいパソコンへ移行するには」参照)

新しいパソコンにも電子証明書をインストールする必要があります。
送受信を行う前までに、電子証明書のインストールを行ってください。

Q3. 伝送通信ソフトを終了すると、以下の画面が表示された。

『プログラム互換性アシスタント』

 
A.伝送通信ソフトを終了した場合、表示されることがあります。
上記の画面が発生した場合、[このプログラムは正常に動作します]をクリックしてください。

Q4. 以下のエラーメッセージが表示され伝送通信ソフトが起動できない。

『問題が発生したため、プログラムが正しく動作しなくなりました。・・・。』

 
A.本エラーはMicrosoft Office2007(またはそれ以降のバージョン)をインストールしていて、日本語入力システムに[Microsoft Office IME 2007(またはそれ以降のバージョン)](以下 IME 2007等)が設定されている場合に、IME2007等に関連して発生する"可能性がある"エラーとなります。

以下の手順にてIME2007等を使用しない設定に切り替えてください。

Microsoft Office2010のIME2010も同様です。

1. IME 言語バーの上で右クリックして、[設定] をクリックします。
2. [テキスト サービスと入力言語] ダイアログ ボックスの [全般] タブで [追加] ボタンをクリックします。
3. [入力言語の追加] ダイアログ ボックスで [日本語 (日本)] をクリックして、[キーボード] から [Microsoft IME] のチェック ボックスをオンにします。
(既にオンになっていた場合は[キャンセル]をクリックし、5番以降の手順を行います。)
4. [OK] をクリックします。
5 [既定の言語] ドロップダウンリストから [日本語 (日本)-Microsoft IME] をクリックします。
6. [OK] をクリックします。
7. コンピュータを再起動します。
8. 言語バーが Windows付属の Microsoft IME に変更されていることを確認します。

※上記手順の詳細についてはMicrosoft社のURL(https://support.microsoft.com/ja-jp/kb/932104)をご参照ください。

上記手順にて改善しない場合は、以下の手順にて辞書ツールの修復を行なってください。

1.IME言語バーの[ツール]アイコンをクリックし [プロパティ] をクリックします。
2.[Microsoft IME スタンダードのプロパティ]ダイアログ ボックスにて[辞書 / 学習]タブをクリックします。
3.ユーザー辞書の[修復] をクリックします。
4.ユーザー辞書の修復確認メッセージが表示されますので、[はい] をクリックします。
5.再度、実行確認メッセージが表示されますので、[はい] をクリックします。
6.ユーザー辞書が修復されます。[OK] をクリックします。

Q5. ISDN請求からインターネット請求に請求方法を切り替えたとき、前月の連絡文書や審査・支払いの情報は、ISDN/インターネットどちらのユーザIDに届くのか?
A.インターネット請求に使用する電子証明書の発行前後で異なります。
電子証明書発行後は、インターネット請求のユーザIDに届きます。

Q6. インターネット請求へ切り替え後、ISDN請求用の「J」のユーザIDは削除していいか?
A.削除はおすすめしません。
ISDN請求で行った送受信の結果や審査結果等が、消えてしまいます。
過去の情報を残したい場合には、削除しないでください。

Q7. テスト機能の処理結果に添付された「TransmitInfo.xml」ファイルを開くと、「プログラムが関連付けられていない」のメッセージが表示され、Internet Explorerが起動しない。

A.OSがWindows 10でかつ、Microsoft Office2010以前をインストールしている環境で、拡張子が「.xml」のファイルを開くプログラムが「XML Editor」に設定されていると、上記メッセージが表示される場合があります。

上記メッセージが表示された場合は、「Windows 10におけるxmlファイルの関連付け手順」をご参照のうえ、「.xml」ファイルを開くプログラムを「Internet Explorer」に変更してください。

Q8. 連絡文書に添付された圧縮ファイル(ZIP形式またはLZH形式)を、「解凍後保存」ボタンで保存できない。
A.「解凍後保存」ボタンで保存できない原因は、伝送通信ソフトの不具合です。
添付ファイルが圧縮ファイルでかつ拡張子に大文字が含まれる場合(「.ZIP」「.LZH」「.Zip」「.Lzh」等)に
「解凍後保存」ボタンで保存できない事象が発生します。

事象が発生した場合は、下記@またはAの手順により解凍後のファイルを参照、保存してください。

@ 「開く」ボタンによる参照
  「開く」ボタンをクリックし、エクスプローラや圧縮解凍ソフトで圧縮ファイルを開いて参照、保存ができます。

A 「保存」ボタンによる圧縮ファイルの保存、解凍後の参照
  「保存」ボタンをクリックし、保存先フォルダを指定して圧縮ファイルを保存します。
  エクスプローラや圧縮解凍ソフトで、保存した圧縮ファイルを開いて参照、保存ができます。